【有馬記念最終追い】サクラアンプルール 田辺「今週もいい動き」
2018年12月19日 17:58 サクラアンプルールは2週連続、Wコースでマッチレスヒーロー(7歳オープン)との併せ馬。6馬身後ろから追いかけ、直線は外へ。6F84秒9〜1F12秒2。鞍上・田辺が手綱を抑えたままで馬体を並べ、力強く2馬身先着した。田辺は「先週も良かったけど、きょうも馬の後ろでしっかり脚がたまっていい動き。トモ(後肢)がもともと緩い面があるけど、今回はそんな感じがない」とご満悦だ。前走の天皇賞・秋(6着)は後方からジリジリ。鞍上は「ペースが速くて脚がたまる部分がなく、この競馬にならなかった」と明確な敗因を挙げている。
今回は【3122】とベストの中山コース。昨年の有馬記念(16着)は直線で前が詰まる致命的不利が響いたが、一発激走の雰囲気は満ちている。「コーナーは多ければ多いほど、いい馬。穏やかなペースになって、余裕を持って追走できる形なら」と一瞬の爆発力に託している。