【中山大障害】ニホンピロバロンV!石神が意地の3連覇 絶対王者オジュウの宿敵はまさかの落馬
2018年12月22日 14:45 最強ジャンパー決定戦「第141回中山大障害」(J・G1、障害4100メートル)が22日、中山競馬11Rで行われ、石神深一騎手騎乗の3番人気ニホンピロバロン(牡8=田所厩舎)が優勝。オジュウチョウサンの有馬記念参戦で王者不在となった一戦を制し、J・G1初勝利をあげた。
先行集団から競馬を進めたニホンピロバロン。早めにアップトゥデイトをかわし、4コーナーで堂々と先頭に。最後は大外から追い込んだタイセイドリームの追い上げを鼻差しのいだ。勝ちタイムは4分40秒8。さらに2馬身差の3着にはマイネルプロンプトが入った。
鞍上の石神はオジュウチョウサンの障害時代の主戦騎手。新たな相棒と大レースを制し、大障害3連覇、J・G1は6連覇となった。
オジュウチョウサンのライバルで、圧倒的1番人気に支持されたアップトゥデイトは最終コーナーの障害飛越で落馬。場内からは大きな悲鳴があがった。