【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】22日中山12R 3歳馬対決をコース巧者のヴェロニカグレースが制す
2018年12月22日 08:00 あす日曜は、いよいよ暮れのグランプリ・有馬記念がゲートイン。それが中央競馬の1年の締めくくりではなく、28日にG1のホープフルSがあるのはどうしても違和感があるが、それも時代の流れと受け入れるしかないのかも。いずれにせよ、有馬記念が年末の国民的な行事であることには変わりない。毎年、大展開する紙面づくりでヘロヘロになって迎える大一番。当たるか外れるかで疲労度はまるで違うだけに、何としても的中したいところだ。
グランプリ前日の当欄でプッシュするのは、中山12R。4歳以上の出走馬が非常に手薄で、数頭の3歳馬によるV争いが濃厚。◎にはヴェロニカグレースを推す。1000万に昇級後2戦は新潟で7着、東京で4着と善戦止まりだが、前走は初めてハナを切る形から東京の長い直線を粘りに粘り、勝ち馬とタイム差なしの大接戦。地力強化を印象付けるパフォーマンスだった。舞台が過去【1110】と複勝率100%を誇る中山芝コースに替わるのは間違いなく歓迎。2カ月ぶりでも最終追い切りで素晴らしい動きを見せ、さらに良化した感すらある。もっと上を狙える器で、牝馬同士ならV争いは確実。〇ダノングレースとの「グレース馬券」が勝負どころだ。