【フィリーズR】9年ぶりJRA重賞で1着同着の珍事 ノーワン&プールヴィルがV

2019年3月10日 15:47

<阪神11R・報知杯フィリーズレビュー>写真判定の末、同着でゴールするノーワン(左)とプールヴィル(右)(撮影・亀井 直樹)

 桜花賞トライアル「フィリーズレビュー」(G2、芝1400メートル)が10日、阪神競馬10Rで行われ、坂井瑠星騎手騎乗の12番人気ノーワン(牝3=笹田)と秋山真一郎騎手騎乗の3番人気プールヴィル(牝3=笹田)が1着同着。ともに重賞初勝利となった。JRA重賞での1着同着はアパパネとサンテミリオンが同着だった10年オークス以来9年ぶり。

 外から抜け出したプールヴィルに内から強襲したノーワンが並んだところがゴール。約10分間の写真判定の末、1着同着となった。勝ちタイムは1分22秒0(やや重)。半馬身差の3着には6番人気ジュランビルが入った。

 ノーワンはデビュー5戦目となった前走で初勝利したばかり。鞍上の坂井はうれしい重賞初勝利となった。一方のプールヴィルは阪神JFで5着に入った実績馬。秋山は今年最初の重賞勝利。

 WIN5の対象レースのため、WIN5の的中が2通りとなる珍事となった。

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