ウオッカ追悼 四位「あんな馬にはもう巡り合えない」 07年ダービー制覇
2019年4月3日 14:18 07年に牝馬として64年ぶり3頭目の日本ダービー制覇を成し遂げたウオッカ(牝15、父タニノギムレット)が1日、種付けのための滞在先であった英国ニューマーケットで蹄葉炎のため死んだ。
06年阪神JF、08年安田記念、天皇賞・秋、09年ヴィクトリアマイル、安田記念、ジャパンCを合わせて計GI7勝の名牝。引退後は繁殖入りして7頭を産み、4番子タニノフランケル(牡4=角居、父フランケル)がオープン入りして重賞でも好走している。
ウオッカがダービーを制した際の鞍上・四位洋文騎手は「ショックです」と驚きを隠せず、「僕にとっては子供の頃からの夢であったダービーを取らせてくれた、かけがえのない馬です。自分として、スーパーホースの背中を知れたことは、それからの競馬人としての指標にもなりました」と振り返った。さらに「あんな馬にはもう巡り合えないかもしれません。ただただショックでなりません。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
▼四位洋文騎手 ショックです。僕にとっては子供の頃からの夢であったダービーを取らせてくれた、かけがえのない馬です。自分として、スーパーホースの背中を知れたことは、それからの競馬人としての指標にもなりました。あんな馬にはもう巡り合えないかもしれません。ただただショックでなりません。ご冥福をお祈りいたします。