【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】22日東京5R 大物ブルトガングが府中でベールを脱ぐ
2019年6月22日 08:00 12頭立てとフルゲート(18頭)には遠く及ばないものの、今年の宝塚記念は例年に比べれば粒ぞろいという印象がある。ファン投票1位のアーモンドアイこそ不在ながら、2位のレイデオロを筆頭に5歳世代のG1ホースがズラリ集結している。天気予報が微妙なのは悩ましいところだが、有力馬たちは晴雨兼用タイプばかり。高レベルなV争いが堪能できそうだ。
本日の当欄では、東京5Rの新馬戦(芝1800メートル)をピックアップ。1番人気が濃厚で配当的な妙味は少なくても、超良血馬ブルトガングをあえて取り上げたい。今年の桜花賞を圧勝したグランアレグリアの全弟は、牧場での育成時代から極めて高い評価を与えられていた期待馬。美浦での調教ではそれほどバリバリ動く感じではないが、2週続けて稽古を付けた鞍上・ルメールは素質を高評価。馬体のつくりやフットワークには“さすが”と思わせるものがあり、奥の深さを感じさせる。芝の実戦で良さが出る公算が大。来年が楽しみになるようなパフォーマンスを期待だ。