【クイーンS】重賞連勝へ藤岡佑 ウラヌスと「迷いなし」
2019年7月25日 05:30 「インタビュールーム ウマい話あり」はクイーンSでウラヌスチャームに騎乗する藤岡佑介騎手を直撃した。
――函館最終日の函館2歳S。ビアンフェで鮮やかに逃げ切って重賞制覇。
「逃げようとは考えていなかったけどテンから速かったし楽に押し切ってくれた。強かったね」
――今年は当地で15勝を挙げ、自身初の函館リーディングも獲得。
「最終週は勝ちみに遅い馬を勝たすことができた。メインはうまくいきすぎた感じもあったけど決められて良かった」
――今夏好調の要因は?
「1番人気の馬に乗せてもらう機会が多かったし結果も出せた(9勝)。ジョッキーとして理想的。結果が出ていたので迷うことなく自信を持って乗れていた」
――今週から札幌へと舞台が替わる。
「札幌は広くてコーナーも緩くなる。馬の能力差がはっきり出やすいかな。昨年も函館では同じくらい勝てた(12勝)が札幌ではさらに上にいくジョッキーがいた」
――昨年の札幌開催はモレイラ(31勝)とルメール(26勝)の2強。今年はモレイラが来日しない。
「モレイラには来てほしかったな。影響も受けたし勉強にもなった。今年も一緒に乗りたかった」
――開幕週のG3クイーンSはウラヌスチャームに騎乗。コンビを組むのは昨秋のローズS(5着)以来となる。
「あの時は返し馬の感じから切れそうなイメージを持ったが、思い違いだった。その後のレースを見ていると長く脚を使っていくタイプみたい。もう1回チャンスをもらったので、いい競馬をしたい」
――函館に続く、開催リーディングも懸かる。
「札幌は開幕からめちゃくちゃ勝ったこともあった(09年、3週間で11勝)が騎乗停止になってしまった。今年はこの勢いのまま、秋にも継続させたい」