今度はビワハヤヒデ またたてがみ被害、93年菊花賞などG1・3勝

2019年9月20日 13:31

93年の菊花賞を制したビワハヤヒデ

 またも被害を訴える声があがった。名馬のたてがみが切り取られていたことが相次いで発覚した問題で、北海道日高町の「日西牧場」で繋養されていたビワハヤヒデ(牡29)も16日に被害に遭っていたことが20日、分かった。同牧場の高山直樹社長(47)が明かした。

 ビワハヤヒデは93年菊花賞などG1・3勝を挙げた名馬。たてがみは横に10センチほど切られていた。今のところ、被害届を提出する予定はないが、今後は一切の見学を断るとした。

 15日に北海道日高町の牧場「ヴェルサイユファーム」でタイキシャトルとローズキングダムが、18日には北海道浦河町の観光宿泊施設「うらかわ優駿ビレッジAERU(アエル)」でウイニングチケットが被害に遭ったばかりだった。

 同牧場がSNSで被害を訴えたため、ネット上ではファンから「いい加減にして欲しい」「善意で見学させてもらえていたのに、心ない人のせいでどんどん機会がなくなる」「犯人は名乗り出て欲しい」など、怒りや悲痛の声が多数上がった。
 

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