【大井・東京2歳優駿】レイチェル 4連勝で2歳女王!3馬身半差の完勝

2020年1月1日 05:30

東京2歳優駿牝馬を制したレイチェルウーズと本田重(右端)

 2歳牝馬の重賞「第43回東京2歳優駿牝馬」(S1)が31日、大井競馬場で行われた。2番人気のレイチェルウーズが直線抜け出し、デビューから無傷の4連勝で重賞初制覇を成し遂げた。また、ジャギーチェーンの的場文男(63)は12着、重賞連続勝利記録は38年でストップした。

 圧巻の強さだった。スタート直後は中団の馬群の後ろで折り合いをつけて追走。3コーナーから進出して直線追いだすとモノが違った。2着との着差3馬身半がそれを物語っていた。2日連続の重賞制覇となった本田重は喜色満面。「出来過ぎの結果ですが凄くうれしい。返し馬で調子が凄くいいのが分かったので自信を持って騎乗できた。底を見せていないし、来年が楽しみ」と手応えを感じ取った様子。林正人師も「来年は牝馬路線に行きます」とキッパリ。2月19日のユングフラウ賞(浦和)が年明け初戦となりそうだが、名牝誕生の予感をさせるに十分な勝ちっぷりだった。

 ◆レイチェルウーズ 父ヘニーヒューズ 母ハタノガイア(母の父ブライアンズタイム)牝2歳 船橋・林正人厩舎 馬主・菊池昌広氏 生産者・北海道新冠町のラツキー牧場 戦績4戦4勝 総獲得賞金2840万円。

特集

2020年1月1日のニュース