【日経新春杯】充電ばっちり!トレイル“いいね”首差先着1F12秒4

2020年1月16日 05:30

<日経新春杯>CWコース、併せ馬で追い切られたタイセイトレイル(左はバーンフライ)

 京都メインの「第67回日経新春杯」(19日)出走予定馬で唯一の水曜追いを行ったのがタイセイトレイル(牡5=矢作)。開門直後のCWコースで坂井(レースは川田)を背にバーンフライ(5歳3勝クラス)と併せ馬。道中は気分良く進め、内から僚馬の前に出たところで軽く促された。6F81秒3~1F12秒4で首差先着。久保助手は「しっかりやりました。乗った(坂井)瑠星も“いい”と言ってましたね」と手応えを口にした。

 重馬場の前走・ジャパンCは15着大敗を喫したが、前々走のアルゼンチン共和国杯は重賞初挑戦で2着。メンバー最速の上がり3F33秒5と切れただけに、やはり良馬場でこそだろう。昨年1月は京都で500万(現1勝クラス)を走っていた馬が、1年間で11走して馬券圏外はジャパンCだけ。「もう少しで重賞を獲れるところまで来ている」と久保助手。成長力に富むハーツクライ産駒。きっちりと栄養分を蓄えてきた19年を糧に、大きくジャンプアップする。

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2020年1月16日のニュース