【阪神大賞典】バテないメロディー強み生かせ

2020年3月18日 05:30

坂路でキャンター調整するメロディーレーン

 【東西ドキュメント・栗東=17日】息の長い末脚が問われるレースだ。過去10年の阪神大賞典を見ると、上がり3F最速の馬が【6・3・1・0】の勝率60%、複勝率100%と好成績。馬体派だがデータも重んじる岡崎は、“3000メートルでありながら、実質600メートルのレース”と思っているほど。そこで注目はメロディーレーン。昨秋の菊花賞は上がり3F最速をマークして0秒4差の5着。森田師もスタミナに自信ありだ。

 「長距離は得意だし、少頭数もいい。ただ、あまり行きそうな馬がいないな」

 ならば、持久力を生かしたロングスパートか!?

 「今までのレースを見ると、残り800が仕掛けどころかな。前
々走は残り1000から動いて甘くなったけど、逆に前走は600からだったからね」

 前走の日経新春杯(9着)のような脚を余す競馬はゴメン。今度こそはバテない強みを生かしたい。甘く見ると痛い目に遭いそうだ。

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