戸崎騎手、6カ月半ぶり復帰で巧腕披露 ルメール助言に「新人なんで…」

2020年5月23日 17:23

<東京5R 3歳未勝利>ケガから復帰し初レースの戸崎圭太はボンバーミューラーに騎乗し4着となる (撮影・西川祐介)

 昨年11月4日のJBCレディスクラシック(浦和)で落馬し、右肘開放骨折の重傷で長期休養していた戸崎圭太(39)が22日の東京競馬場で約6カ月半ぶりに戦列復帰した。3鞍に騎乗し、復帰Vは飾れなかったが、8R・ディナミーデンをいきなり2着に導くなど巧腕を披露した。

 復帰戦の5R・ボンバーミューラーは4着。戸崎は「とても緊張しました。初戦からチャンスのある馬の乗せてもらったので、もう少ししっかり乗れれば良かったが…。(無観客は)寂しい感じはあります。久しぶりで(レースの)流れを忘れているところはありますが、馬にまたがった時はうれしく感じました」と目を輝かせて話した。5Rで同乗したルメールからは「しっかりと手綱を持って乗るように」とアドバイスを受け「新人なんで…」と返す和やかな一幕も明かした。

 日曜24日も引き続き東京競馬場で、1R・スマイルフェイスと8R・ジョブックコメンの2鞍に騎乗。復帰後の初白星を目指す。

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