アーモンドアイ、史上初の3年連続東京競馬記者クラブ賞!国枝師「最高のフィナーレ」

2020年12月29日 05:30

<ジャパンカップ>ルメールは9冠を達成したアーモンドアイの頭をなでる(撮影・西川祐介)

 東京競馬記者クラブ(在京報道機関17社で構成)は28日、20年の同クラブ賞をアーモンドアイの関係者一同と藤沢和雄調教師(69)に授与すると発表した。アーモンドアイは18、19年に続き史上初となる3年連続の受賞。今年はヴィクトリアM、天皇賞・秋、ジャパンCとG1・3勝。ラストランとなったジャパンCでは牡牝無敗3冠馬コントレイル、デアリングタクトを破り、中央競馬史上最多となる芝G1・9勝の偉業を達成。コロナ禍の中、中央競馬を盛り上げた点が評価された。

 管理する国枝栄師(65)は「3年連続の表彰ありがとうございます。厳しいコロナ禍の中で競馬ファンや私たちに勇気を与えてくれた。最高のフィナーレを迎えることができ、繁殖牝馬という次のステージに無事送り出せたことを幸せに思います」と喜びを語った。同馬は25日に生まれ故郷のノーザンファーム(北海道安平町)に戻っており、初年度の交配相手はエピファネイアが予定されている。

 ▼シルクレーシング・米本昌史代表 「チーム・アーモンドアイ」と呼んでいましたが、厩舎関係者、牧場スタッフ、ジョッキーも含めて、あの馬に携わった全ての方々のおかげで、素晴らしい成績を収められたことに感謝しています。ファンの皆さまの温かさにも感謝したいと思います。

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