【NHKマイルC】グレナディアガーズ文句なし!ラスト1F切れ切れ12秒2

2021年5月6日 05:30

<NHKマイルC>川田を背に坂路をロードシャムロック(右)と併せ馬で追い切るグレナディアガーズ

 適度な前進気勢が心地よい。G1・2勝目を狙うグレナディアガーズは川田を背に坂路追い。テンの2Fは15秒6と遅めだったが、徐々に加速。最後まで川田の手は動かなかったが、ラスト1Fは12秒2を刻み、先導役のロードシャムロック(4歳3勝クラス)と馬体を並べてゴールした。鞍上は安どの笑みを浮かべた。

 「リズム良く走ることができていましたし、何の問題もなく、いい雰囲気で終えられました。追い切った後も穏やかに過ごすことができましたし、そういう面で成長しています」

 休み明けのファルコンSは逃げたルークズネストに頭差及ばずの2着。勝ち馬より1キロ重い57キロを考慮すれば着順は仕方ないが、折り合いを欠いた点は課題として残った。川田は「前走は当日のテンションがかなり高く、レース自体も走り続ける状態になりました。自分自身との戦いの中で、ちゃんと力を出せる状態であるのが大きなポイントです」と気を引き締めた。

 昨年末の朝日杯FSはレコード勝ち。時計の速い東京芝は 間違いなく合う。相手は関係ない。自分に勝つことさえできれば、おのずと結果は付いてくるはずだ。

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