【札幌新馬戦】“矢作×坂井”の師弟タッグ キングエルメスが快勝「この先も楽しみ」

2021年6月26日 12:43

4コーナーから直線で加速して逃げて勝った(6)キングエルメス坂井瑠星騎手   (撮影・千葉 茂)

 札幌5Rの2歳新馬戦(芝1200メートル)は2番人気のキングエルメス(牡=矢作、父ロードカナロア)が番手から楽々と抜け出し、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分9秒2。

 坂井は「この血統らしい、いいフットワークでレースセンスもいい。抜け出してからはまだ遊んでいるところがあるので、この先も楽しみですね」と将来性を評価した。

 キングエルメスは父ロードカナロア、母ステラリード(母の父スペシャルウィーク)の血統。母は09年函館2歳Sの覇者。半兄のカイザーノヴァは昨年のクローバー賞を制している。2歳戦に強い母系だけに、次走以降も期待できそうだ。

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