【スパーキングレディーC】大井のサルサディオーネが逃げ切り! 矢野「気分良く運べれば強い」

2021年7月8日 20:38

スパーキングレディーCを圧勝したサルサディオーネ

 牝馬ダート路線の強豪が集った「スパーキングレディーC」(川崎ダート1600メートル)は2番人気のサルサディオーネ(牝7=大井・堀、父ゴールドアリュール)が鮮やかに逃げ切った。勝ち時計は1分39秒0。地方馬は08年トーセンジョウオー以来となる13年ぶりの勝利。2着はリネンファッション、3着はグランデストラーダ。1番人気のテオレーマは6着に終わった。

 鞍上の矢野は「気持ち良かったです」と第一声。「ここ2、3回、マークされて厳しいレースが続いていたが、そういうのも糧になって、今回はいいレースができました。気分良く運べれば強い走りをしてくれます」と満面の笑み。「年をとっても元気。牡馬相手でも期待しているし、これからマークもきつくなると思うけど頑張ってほしいです」と結んで、さらなる活躍を期待した。

 サルサディオーネは父ゴールドアリュール、母サルサクイーン(母の父リンドシェーバー)の血統。このレースは一昨年が2着、昨年が3着だったが、3年連続のチャレンジで初勝利。交流重賞は3勝目となった。

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