【新潟記念】勢いある友道厩舎の4歳馬ラインベック

2021年8月31日 05:30

 2週連続に挑戦だ。先週の「キーンランドC」はレイハリア推しが見事にヒットした当コーナー。やはりデータはウソをつかない。今週のターゲットはここ10年で6回も3連単6桁配当が出ている「新潟記念」。荒れるハンデ重賞を順番に“料理”していこう。

 【調教師】過去10年で友道厩舎は6頭が出走して4勝。トレーナー別で最多勝利数を挙げる。19年ユーキャンスマイル、20年ブラヴァスと2年続けて勝利中。単勝回収率は416%。買い続けていれば余裕のプラス収支だ。今年は2頭出しでアドマイヤポラリス、ラインベックが出走する。

 【ローテ】小倉記念組が最多4勝を挙げ、ステップ別でトップ。11年1着ナリタクリスタル(5番人気)、14年1着マーティンボロ(1番人気)、15年1着パッションダンス(6番人気)、17年タツゴウゲキ(6番人気)と人気薄の勝利が多数ある。今年はショウナンバルディが該当。3勝クラス組は19年2着ジナンボー、20年3着サンレイポケットと2年続けて3着以内に入った。最近の活躍ぶりは評価できる。

 【年齢】当レースは4歳馬が2連覇中。一昨年は1着ユーキャンスマイル、2着ジナンボーとワンツーフィニッシュを決め、昨年は2番人気ブラヴァスが勝利した。近年、最も勢いのある世代だ。最多勝利数は4勝で5歳馬。11年1着ナリタクリスタルから10年続けて馬券圏内に好走している。複勝回収率28%は全世代でトップの数字を残す。

 【結論】本命は友道厩舎が送り出す良血ラインベックだ。2年続けて活躍馬が出ている3勝クラス組で、勢いのある4歳馬。昨年2着だった兄・ジナンボーの分も激走して、昨年8月レパードS7着以来、久々の重賞チャレンジを決める。対抗は安定感が光る5歳馬ショウナンバルディ。唯一の小倉記念(5着)組が今年も馬券圏内へ。阿武隈Sを制し、オープン入りを決めた5歳馬エフェクトオンが3番手。2勝を挙げる得意の新潟なら出番があってもいい。2頭出し友道厩舎の“人気薄”アドマイヤポラリスも警戒しておきたい。(データ班)

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2021年8月31日のニュース