丸山 JRA騎手初のコロナ感染、濃厚接触者なし 先週新潟騎乗全員をPCR検査
2021年9月2日 05:30 JRAは1日、丸山元気騎手(30)が8月31日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。これまで厩舎関係者の感染者は出ていたがJRA騎手の感染は初めて。
同騎手から8月31日午後3時ごろPCR検査で陽性になったとJRAに報告があり判明した。現在、隔離の上、療養中だが重篤な症状ではないもよう。28、29日に新潟競馬で騎乗したが、保健所からは濃厚接触者はいないとの連絡があったという。両日に新潟で騎乗した、丸山を除く騎手57人は1日のうちに全員、PCR検査を受けた。結果は2日午後に判明する見通し。なお、57人は1日朝の調教騎乗を見送り、2日も騎乗しない。
また、1日の佐賀競馬で騎乗予定だった幸、福永、松山は先週、新潟で騎乗していたため乗り替わりとなった。土日とも札幌だった武豊はそのまま騎乗した。
JRAは7、8月にワクチンの職域接種を実施。東西合わせて140人いる騎手では約70人が接種したという。他、個人での接種に関しては把握できていない。丸山がワクチンを接種していたかどうかはJRAは回答を控えた。今週末の開催への影響については、PCR検査の結果を見て、総合的に判断して決定する。