英インターナショナルSを制したミシュリフ凱旋門賞を回避して英チャンピオンSへ

2021年9月18日 09:47

 先月18日の英インターナショナルSを6馬身差で制したミシュリフ(牡4=J・ゴスデン、父メイクビリーヴ)の凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン芝2400メートル)回避が決まった。17日、レーシングポスト電子版は英チャンピオンS(10月16日、アスコット芝1990メートル)に向かうと報じている。

 昨年の仏ダービー馬であるミシュリフは今年に入ってサウジカップ、ドバイシーマクラシックと2度の中東遠征で連勝。英インターナショナルSを踏まえ、今月10日に発表されたIFHA(国際競馬統括機関連盟)の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では英ダービー馬アダイヤー(牡3=C・アップルビー)、仏ダービー馬セントマークスバシリカ(牡3=A・オブライエン)と並んで127ポンドで首位タイに浮上した。大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社は凱旋門賞でクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)と同じ15倍のオッズで6番人気タイに設定していた。ジョン・ゴスデン師は「オーナーのファイサル王子と話し合って決まった。パリのタフな2400メートルより2000メートルくらいの方が力を出せる」とコメントしている。

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