【阪神新馬戦】“伝説の新馬戦”リアド主役!福永「時計的にも及第点」

2021年10月22日 05:30

福永騎手を背に引き揚げてくるリアド(撮影・亀井 直樹)

 菊花賞当日の新馬戦は何度も“伝説”として語り継がれてきた。08年は1着アンライバルド、3着ブエナビスタ、4着スリーロールスが翌年のクラシックを制覇。09年1、2着のローズキングダム&ヴィクトワールピサはG1馬に出世、それ以降も勝ち馬の12年エピファネイア、18年ワールドプレミア、20年シャフリヤールがクラシックを制した。

 舞台が阪神に替わった今年も素質馬が集結。5R(芝1800メートル)のリアド(牡=友道、父ディープインパクト)は19年セレクトセール当歳セリで5億760万円(税込み)の高額で取引された。ここ2週の追い切りはコンビを組む福永が騎乗。1週前には芝コースで5F63秒2~1F11秒5の好時計をマークした。鞍上は「時計的にも及第点だし動ける状態。乗りやすいね」とジャッジ。昨年、シャフリヤールで菊花賞当日の新馬戦を制した鞍上が今年も素質馬を勝利に導く。

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