【東京新聞杯】秋華賞2着の4歳牝馬ファインルージュが軸

2022年2月1日 05:30

 過去10年を振り返って好走馬の傾向を探る「up to データ」。今週は古馬マイル重賞「東京新聞杯」を分析する。

 【人気】1番人気が1勝、3着2回。2番人気もわずか1勝のみ。1、2番人気の信頼度は低い。最も勝率が高いのが3勝の3番人気だが、注目は【2・3・2・3】の5番人気で連対率50%、複勝率70%と結果を出している。

 【前走】前走・G1組の成績がいい。14年ホエールキャプチャ、16年スマートレイアー、18年リスグラシュー、20年プリモシーンの4勝で全て牝馬だった。あと出走頭数が少ない分、参考程度としたが、前走・G1組をしのぐのが3勝クラスをステップにしたメンバーだ。格では見劣っても気にせず狙いたい。

 【年齢】年齢別では4歳が勝利数トップだ。【4・4・3・26】の勝率11%、連対率22%で他世代をリード。次いで連対数では5歳が【3・4・6・30】で続くが、6歳が【3・1・0・28】と出走数の割に勝ち馬を多く出している。

 【牝馬】近年は牝馬が活躍。【4・2・1・9】で勝率25%、連対率38%とよく馬券に絡んでいる。一昨年は1着プリモシーン(4番人気)、2着シャドウディーヴァ(6番人気)でワンツーを決めた。

 【結論】前走・G1・2着(秋華賞)の4歳牝馬ファインルージュが軸だ。昨年フェアリーS勝ち、桜花賞3着だからマイル適性は高い。もう1頭の軸に同じ4歳牝馬で3勝クラスを勝ち上がったエイシンチラーを指名したい。うまくいけば5番人気になるかも!?(データ班)

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2022年2月1日のニュース