【桜花賞】ミスターX 世代トップの決め手、ナミュール末脚さく裂だ

2022年4月10日 05:30

ミスターX

 阪神メイン「第82回桜花賞」は前哨戦のチューリップ賞を制したナミュールで勝負だ。カフジテトラゴン、パーソナルハイと逃げ馬の2頭が抽選を突破したことにより、序盤から激しいハナ争いが予想される。

 ナミュールはキャリア4戦のうち、3戦で上がり3F最速と世代トップの決め手がある。前走・チューリップ賞は直線で窮屈なシーンがありながら、馬群の外に持ち出すと一気に差し切った。

 前走で課題のゲートは克服。ごちゃつく可能性がある内枠よりもスムーズに運べる大外枠はむしろ歓迎といえる。最後の坂で先行勢の脚色が鈍れば、その外から自慢の末脚をさく裂させるイメージだ。

 デビュー2連勝でクイーンCを制したプレサージュリフトが対抗。初の関西遠征だが阪神外回りなら切れ味を存分に発揮できそう。フィリーズレビュー2着ナムラクレアは前々走・阪神JFが5着でマイルは守備範囲。うまく経済コースで立ち回り、内からスルスルと伸びてくる。狙いは18の3連単1着固定で1、5、8、12、14、16、17へ。

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