【新潟2歳S】大河と進むタマモブラックタイ「操縦性があって賢い馬」
2022年8月25日 05:20 【東西ドキュメント・栗東=24日】羽ばたくルーキーに赤丸チェックだ。角田河が2度目の重賞騎乗を迎える。新潟2歳Sでコンビを組むタマモブラックタイは名ジョッキーだった父・晃一厩舎の管理馬。「アドバイスをもらうことはありますよ。厳しいですけど、何でも正直に言ってくれます」。ここまでJRAで17勝、自身も着実に成長を遂げる。
CWコースで2週連続追い切りに騎乗した。前を走るゴッドブルービー(2歳未勝利)を直線半ばで抜き去り、6F85秒0~1F11秒0をマーク。「輸送もあるので、しまいをしっかりという指示。新馬の時と比べても成長しています。操縦性があって、賢い馬ですね」と評価した。
買い材料は開催終盤の荒れ馬場だ。先週は不良馬場の中、ラスト1F11秒1と出色の時計。「パワーがありますし、開催が進んだ馬場も問題ないと思います。当日の馬場も考えて乗りたいですね」。新馬戦が516キロで馬格もある。週末の新潟は傘マーク、力のいる馬場になれば楽しみ。小林は穴の予感を感じていた。