【新馬戦総括】412キロの牝馬ミヤビ快勝 今後の成長楽しみ

2022年9月6日 05:20

 新潟芝2000メートルはミヤビが1番人気に応えて勝ち名乗り。出脚がつかずスタート直後こそ7頭立ての最後方になったが、そこからのリカバリーが速かった。1角で3番手につけると道中いい手応え。内回りの直線でスッと抜け出し、2馬身半差で快勝した。412キロの小柄な牝馬で今後の成長が楽しみだ。新潟芝1800メートルはテンカノギジンが首差で勝利。13頭立ての12番手で脚をためると4角で内を回ってポジションを上げた。道中ゆったり流れてヨーイドンの追い比べ。メンバー最速、上がり3F33秒3の末脚が光った。

 北海道シリーズ、ラストの札幌芝1500メートルはサラサハウプリティが勝ち上がった。3番枠からドンピシャのタイミングでゲートを飛び出すと他馬を行かせて道中4、5番手。終始、内々を回って直線も馬場が荒れた最内に突っ込み、1番人気アスクエピソードとの追い比べをものにした。通ったコースを考えれば着差(半馬身)の印象以上に濃い内容の勝利といえる。

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