【紫苑S】サウンドビバーチェ 成長曲線描く、高柳大師「何とか権利を獲りたい」
2022年9月7日 05:20 【東西ドキュメント・栗東=6日】今度こそ、の思いだ。先週日曜、小林は京都競馬場で観戦。小倉2歳Sの穴馬はゴールデンウィンド、ひと勝負をした。4角で絶好の雰囲気。胸の高鳴りは5着でしぼんだ。高柳大師は「手応えは良かったので、いいところがあると思ったんですけどね」と振り返った。この後は放牧に出される。
今週は紫苑Sに僚馬サウンドビバーチェがスタンバイ。前走のオークスは輪乗りの時に顔を蹴られて落馬、ゲートインできなかった。それでも「プラスに捉えれば、十分に成長を促すことができたのかな」と気持ちを切り替えた。
デビューから馬体重が減ったことは一度もない。徐々に増えている。「今回も増えて戻ってきています。プラス10キロあたりで出せると思う。輸送で減ったことがないんですよね。中山で勝っていますし、コースは合っているのかな。何とか権利を獲りたいですね」と前向きに捉えた。
秋華賞へ向けて優先出走権が与えられる3着以上が欲しい。ドゥラメンテ産駒は先週の札幌2歳SでドゥーラがV。父に勢いもある。週末の馬券リベンジへ、はや気持ちが高ぶった。