【スプリンターズS】伏兵ジャンダルムが母子制覇!荻野極「感謝の気持ちでいっぱい」秋のG1波乱の幕開け
2022年10月2日 15:43 秋のG1シリーズ開幕を告げる「スプリンターズS」は、単勝8番人気のジャンダルム(牡7=池江)がJRA・G1初制覇を果たした。2着にウインマーベル、3着にナランフレグが入り、3連単は46万8950円の波乱となった。
ジャンダルムは父キトゥンズジョイ、母ビリーヴ(母の父サンデーサイレンス)の血統。通算成績は29戦7勝。JRA重賞は17年のデイリー杯2歳S、今年のオーシャンSに続く通算3勝目となった。また、母ビリーヴも02年にスプリンターズSを制しており、母子制覇となった。
鞍上の荻野極はJRA・G1初制覇。「感謝の気持ちでいっぱい。感謝の気持ちだけですね。スムーズにレースを運べた。手応え通りしっかり伸びてくれた」とし、「今後はより気を引き締めて技術的にも磨きをかけていきたい」と話した。池江師は19年の大阪杯(アルアイン)以来となるJRA・G1通算21勝目。スプリンターズSは初制覇となった。
▽スプリンターズS 67年に中山芝1200メートルを舞台としたハンデ重賞として創設された。84年のグレード制導入でG3に格付けされ、87年にG2、90年にG1に昇格するとともに時期が12月中旬へ。00年に今の時期に移り、秋の芝スプリント王決定戦として定着している。