昨年の皐月賞馬ジオグリフ サウジカップへ国内最終追い 木村師「フットワークの質は良くなっています」

2023年2月15日 13:47

ジオグリフ(22年4月撮影)

 サウジカップ(25日、G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)に挑む昨年の皐月賞馬ジオグリフ(牡4=木村)の国内最終追いが15日、美浦で行われた。

 午前4時半の開門直後にWコースで5F69秒3~1F11秒6。手綱を抑えたまま、最後は一段ギアを上げて自ら加速した。確認した木村師は「順調にきています。前回の香港(カップ6着)の時と同様、検疫厩舎に入ってからは少しナーバスになった面はありますが、フットワークの質は良くなっています。今後の環境の変化を乗り越えて、いい走りをしてくれれば」と熱い期待を寄せる。

 父ドレフォンは16年ブリーダーズCスプリント優勝(ダート6F)など砂で実績を残し、ダート初挑戦でも期待は高まる。結果次第でドバイワールドC(3月25日、メイダン)の転戦プランもある。16日夜、成田空港から出国する。

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