JRA 厩務員らによるストライキは19日解除へ
2023年3月18日 13:35 18日の中央競馬はJRAの厩務員、調教助手で組織された3労組(関東労、関西労、美駒労)によるストライキが行われていたが、翌19日の開催(中山、阪神、中京)ではストが解除されることになった。土曜の午後0時15分に3労組から連絡があった。
18日の中山競馬は調教師、組合非加入者、補充員による開催を予定していたが、実質は希望した多くの組合員が競走馬の装鞍やパドックでの誘導など、当日の業務に当たっていた。99年4月3日以来、24年ぶりのストライキによる開催中止は回避され、いつも通りの競馬開催が行われている。
春闘の焦点は11年にスタートした厩舎制度改革における新賃金体系。当時、中央競馬の売り上げ減を背景に若手を中心とした人件費の削減が行われたが、近年の売り上げ増加などを受け、4労組はかねて現行の賃金体系を廃止し、従前の体系に戻すことを訴えていた。