【大阪杯】驚異の武豊、ペース誤差わずか0・1秒 G1最年長勝利記録は「もっと伸ばしていけるように」
2023年4月2日 16:35 春の古馬中距離王決定戦、大阪杯は武豊が騎乗したジャックドール(牡5=藤岡)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分57秒4。
レース後、武豊は場内インタビューで胸を張った。
――今の気持ち
「ホントにうれしい」
――レースプランは
「いいスタート切れれば第一プランとして、逃げの手を打ちたいと思っていた。いいスタート切ってくれて、まずはそこで『よし』という気持ちになった」
――どのあたりで行くと決めた
「無理やり行かなくてもある程度スピードある馬なので。行きすぎないようにという気持ちが強かった」
――前半1000メートルは58秒9のぺース
「先手取れれば、今日の馬場状態なら59秒くらいで入りたいと思っていた。馬の方が状態いいこともあってちょっと元気良すぎたけど、なんとか理解してくれて、我慢してくれて落ち着いて走ってくれた」
――直線は
「レース前から風が強くなっていた。直線、特に向かい風で馬としてはしんどかったと思うけど、それは各馬同じ条件なので。力のある馬なので、なんとか我慢してくれという気持ちで追っていた」
――最後はきわどい勝負になった
「ゴールした瞬間は残れたかなという感触はあった。勝った確信は帰ってきて写真判定出てからだけど、まずはいいレースできたという思いで帰ってきた」
――ジャックドールにとってもオーナーにとっても初めてのG1勝利
「力のある馬で前回の香港から乗せてもらうことになって、その香港で結果出せなかったので。もう乗れないのかなと思っていたところ、こうやってチャンスもらえたことがすごくうれしかったので。それが大きかった、僕の中では。なんとか結果出さないといけない気持ちが強かった」
――武豊騎手にとっては最年長G1制覇
「ははは。この記録をもっと伸ばしていけるように頑張ります」
――ファンへ
「多くの方に応援してもらって、今回のジャックドールとのコンビも多くの方が期待してくれていたので、それに応えることができてホントにホントにうれしい」