【佐賀・第7回佐賀ヴィーナスカップ】16日出走 中心は兵庫の快速娘パールプレミア 予想印を公開

2023年4月14日 12:00

21戦13勝で勝率60%を超えるパールプレミア

 佐賀競馬春の4歳以上牝馬限定重賞、地方全国交流の「第7回佐賀ヴィーナスカップ」(距離1400メートル・1着賞金600万円)が16日6R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。グランダム・ジャパン2023(全国各地で行われる世代別牝馬重賞シリーズ。競走成績による獲得ポイントで各世代の女王の座を争う)古馬シーズンの対象レースで注目したい。

 ◎⑪パールプレミア 全21戦13勝で勝率60%を超える兵庫の快速娘だ。3歳時の21年3月名古屋1400メートルの「若草賞」で重賞初制覇。4歳時の昨年は重賞Vはなかったが、今年初戦前走2月姫路1400メートルの「兵庫ウインターカップ」は7番人気の低評価をくつがえす堂々の逃げを披露し重賞2V目をゲットした。ここへきて先行力が増している感じでリズムも上向き。初の佐賀だが、快逃劇を演じ切るかに注目が集まる。

 ◯②クリノメガミエース 21年8月JRAでデビューし昨年3月に兵庫へ。6月笠松1400メートルの「ぎふ清流カップ3歳」で重賞初V。そこから重賞は笠松で1戦、園田で3戦して全て3着。今年前2走の4歳以上特別戦は2連勝と安定感は申し分ない。パールプレミアと一騎打ちに持ち込むシーンもあり得る。

 ▲⑦アンティキティラ 21年5月北海道でデビューし11月高知に移籍。昨年1月佐賀1800メートルの「花吹雪賞」で重賞初制覇。続く3月名古屋1400メートルの「若草賞」も制し3歳牝馬重賞2連勝。9月には名古屋1500メートルの3歳混合重賞「秋の鞍OP」で重賞3Vを飾った。4歳となった今年は4戦して1着はないが、実績ある佐賀で巻き返したい。

 ☆⑨スーパースナッズ 重賞Vはないが、昨年12月1400メートルの「ウインターチャンピオン」で2着に入線。前走3月1400メートル「九州クラウン」は中団のまま4着だったが、前目の位置につけられればV争いは可能とみる。

 Δ⑥ミスカゴシマ 一昨年までに重賞8V。うち古馬1400メートル戦は3Vと実績は十分。昨年からは快音が聞かれないが粘りの走りで魅せてくれている。ペース、展開がはまれば21年12月「ウインターチャンピオン」以来の一発を秘めている。

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