【日本ダービー】タケホープVから50年…ファントムシーフ谷川牧場の夢と希望 武豊に託された
2023年5月26日 11:59 競馬の祭典、G1・日本ダービー(東京芝2400メートル)が28日に迫ってきた。25日には枠順も確定。史上初となる2度目の連覇&史上最多7勝目を狙う武豊騎乗のファントムシーフ(牡3=西村)は7枠14番から出陣する。
皐月賞で1番人気3着だったファントムシーフは、北海道浦河町の谷川牧場の生産。谷川牧場の生産馬が勝てば、1973年のタケホープ以来、50年ぶりとなる。嶋田功を背にアイドルホース、ハイセイコーを3着に下しての戴冠だった。
タケホープから50年。谷川牧場の夢と希望が託されたのは武豊だ。73年の菊花賞は、武豊の父・邦彦がタケホープにテン乗りで勝利。ファントムシーフにテン乗りとなる武豊が、どんな手綱さばきを見せるか。運命のゲートは28日午後3時40分に開く。
◆谷川牧場生産馬のJRA・G1級勝利
72年オークス=タケフブキ
73年ダービー=タケホープ
73年菊花賞=タケホープ
74年天皇賞・春=タケホープ
81年菊花賞=ミナガワマンナ
94年オークス=チョウカイキャロル
09年フェブラリーS=サクセスブロッケン