大往生ナイスネイチャ、近親ライスネイチャがデビューを目指す 松永昌師「そろそろ入厩するよ」
2023年6月3日 21:37 競馬ブームの90年代に活躍し、長くファンに愛されたナイスネイチャが5月30日、繋養(けいよう)先の渡辺牧場(北海道浦河町)で息を引き取った。35歳だった。
現役時代、ナイスネイチャの主戦騎手を務めた松永昌師は「残念だけど仕方ない。大往生だよ」と別れを惜しんだ。明るい話題もある。松永昌厩舎に所属するのが近親ライスネイチャ(牡2、父メイショウボーラー)だ。
曽祖母がナイスネイチャを産んだウラカワミユキで祖母ゲッケイジュがナイスネイチャの半妹、ナイスネイチャとライスネイチャは大伯父(おおおじ)と大甥(おおおい)の間柄になる。
母オムスビが「ライス」の由来でもある。松永昌師によると「そろそろ(栗東トレセンに)入厩するよ」とのこと。その後、デビューに向けて本格的に稽古を積み重ねていく。