シルヴァーソニック&ブレークアップ 豪州遠征を視野に

2023年7月1日 05:00

天皇賞(春)で3着だったシルヴァーソニック(撮影・平嶋 理子)

 天皇賞・春3着シルヴァーソニック(牡7=池江)は秋のオーストラリア遠征を視野に調整を進めていく。30日、社台レースホースが発表した。メルボルンC(11月7日、フレミントン芝3200メートル)へのエントリーを選択肢の一つとして検討する。前走後は北海道千歳市の社台ファームでリフレッシュを図り、乗り込みを重ねている。

 また、先週の宝塚記念で12着だったブレークアップ(牡5=吉岡)もオーストラリア遠征プランが浮上していることがこの日、分かった。吉岡師が明らかにしたものでコーフィールドC(10月21日、コーフィールド芝2400メートル)をステップにメルボルンCを目指す。吉岡師は「距離があった方が良さそう。夏場は北海道の吉澤ステーブル(北海道浦河町)で休養します」と秋を見据えた。昨年アルゼンチン共和国杯を制し、今春は阪神大賞典3着、天皇賞・春4着と上位争い。海を渡りG12戦にチャレンジする。

特集

2023年7月1日のニュース