【福島新馬戦】2歳好調の西園正厩舎のラストクリスマス初陣「ゲートが速い」
2023年7月6日 05:15 【東西ドキュメント・栗東=5日】開門直後の追い切りがひと段落し、西園正師がスタンドの階段を下りてきたのを見て報道陣が囲んだ。プロキオンSに出走するタガノビューティーの取材に坂田も加わり、その後に話題に上がったのが先週日曜に福島でデビュー勝ちを飾ったビッグドリームだ。1歳上の全兄が同厩のビッグシーザーで「勝ちっぷりが良かったよね。いい馬にまた巡り合いました」と先輩同様の活躍を期待していた。今後はひと息入れて、小倉2歳S(9月3日)に向かう予定。重賞でも注目の1頭となるだろう。
西園正厩舎は2歳馬が現時点で6頭出走し【3・1・1・1】と好成績。今週は土曜の福島6R・新馬戦(芝1200メートル)にラストクリスマス(牝、父リオンディーズ)を送り出す。指揮官は「今日も坂路で(4F)52秒台。これだけ動けているし、ゲートが速い」と手応え十分。26年2月に自身が定年を迎えるのを意識して「ガンガンいかないと。この世代が5歳春になる頃に定年なので」と気を引き締めていた。