【セレクトセール】キタサン産駒、3・8億円など当歳でも存在感抜群 2日合計28億円超え
2023年7月11日 17:41 日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2023」2日目は11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで当歳部門が実施された。
前日(10日)の1歳部門で「インクルードベティの2022」(牡)が最高額タイの3億1000万円の値がつくなど期待の大きさが表れたキタサンブラックの産駒。この日はコントレイル産駒が破格の高額で取引されたが、キタサンブラックも存在感を示した。
上場番号301番「ファディラーの2023」(牡)が3億8000万円で落札されると、G1・ホープフルSを制したキラーアビリティの弟として注目を集めていた上場番号405番「キラーグレイシスの2023」も3億2000万円。重賞2勝のノースブリッジの半弟となる上場番号327番「アメージングムーンの2023」も1億9000万円の値がついた。
産駒上場馬の取引を「ウォークロニクルの2023」(牡)の2億9000万円で終え、10日の1歳と合わせると21頭で合計28億7600万円。コントレイル産駒は当歳のみ20頭で合計25億7200万円だった。19年7月にこの世を去った大種牡馬ディープインパクト。“ポスト・ディープ”を巡る争いは、ディープと同血のブラックタイドを父に持つキタサンブラックと、ディープが送り出した無敗3冠コントレイルがけん引する。(金額は税抜き)