矢作師プロデュース 北海道真狩村に厩舎&コテージがオープン「馬も人もリフレッシュできれば」
2023年8月1日 05:23
完成したコテージ・エクリプス(コントレイル棟)の前で笑顔を見せる矢作芳人師(右)と矢作久子氏
北海道真狩村で31日、競走馬の外厩施設「真狩サマーステーブル」および、一般利用も可能な「コテージ・エクリプス（10月オープン予定）」のお披露目会が行われた。同施設は矢作芳人師（62）のプロデュースで、株式会社ウィリアムレーシング代表取締役の矢作久子氏が設立。
計20馬房の厩舎は主に函館、札幌競馬場の移動間に使用。制限がある競馬場の馬房数を円滑に回すため、1～2週間の放牧滞在で英気を養う。矢作師は「本格稼働は来年の夏から。この場所はちょうど函館と札幌の間でいいと思います。馬も人もリフレッシュできれば。将来的には他の厩舎からも利用したいという声があれば」と話した。同ステーブルでは既に、矢作厩舎のワイワイレジェンド（牡2）、ニコニコルンルン（牝3）が静養している。
