【京成杯AH】ソウルラッシュ、42年ぶりに59キロV 松山「強い競馬でした」

2023年9月10日 18:30

<京成杯AH>レースを制したソウルラッシュ(撮影・村上 大輔)

 秋の中山開幕を告げるG3「第68回京成杯オータムハンデ」(サマーマイルシリーズ最終戦)が10日、中山競馬場で行われ、松山騎乗の2番人気ソウルラッシュ(牡5=池江)がV。昨年のマイラーズC以来となる重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは良馬場で1分31秒6。2着にウイングレイテスト、3着にはミスニューヨークが入った。

 直線、堂々と外を駆け上がったソウルラッシュ。トップハンデ59キロを背負い、強い逆風を真正面に受けながら、先に抜け出したウイングレイテストとの差を力強く詰めた。歓声に包まれながら、首差前に出たところがゴール。コンビ5戦目の松山は「強い競馬でした。僕が乗せてもらってから、なかなか勝つことができなかったのでうれしいです」と喜んだ。

 今後は富士S(10月21日、東京)か、昨年4着のマイルCS(11月19日、京都)へ直行の二択。師は「(秋)4戦は使えないので、年末の香港も含めて考えていきたい」と説明した。トップハンデ馬の優勝は07年キングストレイル以来16年ぶり。59キロでのVは81年サクラシンゲキ以来42年ぶりとなった。

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