米BCターフ参戦のシャフリヤール 国内最終追い「躍動感があって良かった」

2023年10月21日 05:03

<米遠征国内最終追い>ブリーダーズカップターフに向け、福永技術調教師を背に坂路で国内最終追いを行うシャフリヤール(撮影・坂田 高浩)

 ブリーダーズカップターフ(11月4日、サンタアニタパーク芝2400メートル)に向けて調整中の一昨年のダービー馬シャフリヤール(牡5=藤原)が22日に栗東トレセンで国内最終追い。坂路で僚馬のヴィアルークス(5歳3勝クラス)を先導役にして、単走でしまい重点に4F56秒9~1F12秒8を刻んだ。稽古をつけた福永技術調教師は「躍動感があって良かったよ。前の馬を目標にして、よく動けていた。のどを手術してずいぶん息づかいがいいみたいだし、身のこなしがいいね」と好感触。17日から栗東で検疫中で、24日に成田空港発のフライトで渡米する予定だ。

 前走の札幌記念11着後に喉の疾病である喉頭蓋エントラップメントが判明。手術を受け、その後の経過が良好でブリーダーズカップターフ参戦を表明した。C・デムーロとのコンビで挑む。

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