【天皇賞・秋】7着ドウデュースの友道師「これが実力ではありません」逆襲誓う
2023年10月29日 17:42 11頭立てながら豪華メンバーが集ったG1天皇賞・秋は、断然の1番人気イクイノックス(牡4=木村)が制し、国内外でのG1連勝を5に伸ばした。勝ち時計1分55秒2は衝撃の日本レコードだった。
昨年のダービー馬ドウデュース(牡4=友道)はデビュー以来、日本では初の馬券外となる7着。イクイノックスをマークするポジションでレースを進めたが、直線は弾けなかった。
この日の5R後に武豊が負傷し、戸崎に乗り替わる緊急事態。管理する友道師は「休み明けの分もあって最後は伸び切れなかった。まあジョッキーが替わったこともあったし、道中で初めて3頭併せの真ん中での競馬となって、ずっと力みながら走っていましたね」とした上で、「次がどこか分かりませんが、これが実力ではありません」と逆襲を誓った。
▼天皇賞 1905年に創設された「エンペラーズカップ」が前身。37年以降は春と秋、年2回の開催に。芝3200メートル・4歳以上で定着していたが84年に秋は2000メートルに短縮、さらに87年から秋は3歳が出走可能となった。春は古馬ステイヤー日本一決定戦、秋は芝中距離王決定戦となっている。