小原伊佐美氏死去 79歳、G1・3勝馬タマモクロスを管理
2024年1月28日 05:02 JRAは27日、元騎手で元調教師の小原伊佐美(おばら・いさみ)氏が15日に病気のため死去したと発表した。79歳だった。
宮崎県出身で62年に騎手デビューし、中央通算1814戦174勝。79年に調教師免許を取得、80年に厩舎を開業した。管理していたタマモクロスが88年に天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋を制し、JRA賞最多賞金獲得調教師に輝いた。
他にロンシャンボーイ(93年京阪杯、高松宮杯勝ち)、ナナヨーヒマワリ(08年マーチS勝ち)などを管理。JRA通算6569戦424勝(うち重賞14勝)の成績を残し、14年に定年引退を迎えた。元騎手の小原義之助手(飯田雄厩舎)の父でもある。