トウカイライフの22 最高額2970万円、JRAブリーズアップセール

2024年4月24日 05:03

最高額で落札された「トウカイライフの22」

 JRA育成の2歳馬調教セリ「第20回JRAブリーズアップセール」が23日、中山競馬場で行われ、上場された全76頭が売却された。2年ぶりに売却率100%を達成。売却総額は前年を上回る8億4766万円(税込み、以下全て)だった。最高額は昨年のセントライト記念を勝ったレーベンスティールの半弟「トウカイライフの22」の2970万円。父は新種牡馬ナダルで木村美惠子氏が落札した。牝馬最高額も新種牡馬のミスターメロディを父に持つ「ルミノハレブタイの22」。2145万円で福盛訓之氏が競り落とした。

 今年の特徴としては、現役時代にダートで活躍した種牡馬の産駒が高値を付けた。新種牡馬ルヴァンスレーヴの牡馬「ハートフルデイズの22」が全体2位の2640万円。本田恒雄氏が射止め、管理予定の和田雄師は「調教時計が良かったし、もちろん血統にも魅力があります。まずはトレセンに運んで様子を見ます。昨年は(自身が)脳梗塞のためセリに参加できなかったので感慨深いですね」と笑顔だった。

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