【宝塚記念】ジャスティンパレス 得意舞台で2勝目見えた!昨年V春天皇賞と同じ京都外回り
2024年6月17日 05:30 過去10年の結果から勝ち馬を導き出す「G1データ王」は5項目、各20点満点のポイント制で勝ち馬に迫る。今春の当コーナーは本命馬が大阪杯から桜花賞、皐月賞、天皇賞・春と4連勝。絶好調のデータ班が上半期のグランプリ「第65回宝塚記念」を徹底分析。最高得点をマークしたのはジャスティンパレスだった。
【年齢】
5歳が【7・4・5・37】で勝率13・2%、連対率20・8%と圧倒的で20点。22年から連勝中の4歳も【3・1・5・30】で勝率7・7%、連対率10・3%と好成績で15点。6歳以上は22年ヒシイグアス(6歳)などの2着が最高で【0・5・0・51】と振るわず10点。
【ステップ】
22年Vのタイトルホルダーなど天皇賞・春組が最多3勝の【3・3・3・33】と好相性で20点。大阪杯組が【2・2・1・16】、ドバイシーマクラシック組は昨年のイクイノックスなど近3年で2勝をマークし【2・1・1・6】。この両レースも好成績でともに15点。その他は10点。
【種牡馬】
キングカメハメハ産駒は【2・1・0・15】で最多タイ2勝をマークしており20点。今年はシュトルーヴェ、ヒートオンビートの2頭が出走する。1勝のハーツクライ、ディープインパクト、キタサンブラック産駒が15点。
【G1実績】
勝ち馬10頭のうち宝塚記念以前にG1勝利があった馬は8頭。実力馬が素直に力を発揮する傾向のため芝G1馬は20点。G1未勝利でも重賞馬にはチャンスはある。15年にラブリーデイ、18年にミッキーロケットがV。初G1タイトル奪取も期待できるため重賞馬は15点とする。
【舞台適性】
今年は06年以来、18年ぶりの京都開催。例年の阪神内回りとは異なり、淀名物の坂が待ち受けるコース。経験と適性が問われるため、京都外回りで施行される2200メートル以上のG1レースを制したことがある馬に20点。同条件のG13着以内&重賞V馬に15点。
【結論】
合計得点トップは90点のジャスティンパレス。ステップ、種牡馬の項目でわずかに減点ながら、その他の3項目は満点。京都外回りコースでは昨年の天皇賞・春でV。重賞3勝と実績も申し分ない。得意の舞台に替わって2つ目のG1タイトルを手にする。 (データ班)
《当たるんです大阪杯~春天 推奨馬が4連勝》
○…今期リニューアルした「G1データ王」はヒットを連発している。2戦目の大阪杯ベラジオオペラから5戦目の天皇賞・春テーオーロイヤルまで推奨馬が4連勝。しかも、そのうち3頭が1番人気ではなく2番人気だから値打ちがある。その後もNHKマイルCがアスコリピチェーノ2着、前回の安田記念もナミュールが4番人気2着と鋭い読み。上半期ラストのサマーグランプリも本紙自慢のデータ班にお任せだ。