【新馬戦総括】リリーフィールド 圧巻の6馬身差V
2024年6月18日 05:14 1週前のクロワデュノールのような鮮烈な時計は出なかったが、高水準の新馬戦が続いている。土曜東京は岩田康が新馬戦連勝。芝マイルを逃げ切ったショウナンマクベスは後続を待って追い出した。まだまだ粗削りだが着差以上の内容で将来性が高い。クレーキングは米国出身の新種牡馬ナダル産駒のJRAダート初勝利。すでに芝で2勝とスピードを示していたが、“本職”のダートでもきっちり結果を出してきた。今夏はナダル旋風の予感。
函館ではリリーフィールドが圧巻の6馬身差V。新種牡馬モズアスコットの一番星に、武豊も「いいフットワーク」と高い評価を付けた。ダート1000メートルの新馬戦出身馬は23年ゼルトザームが函館2歳S制覇、22年オマツリオトコが兵庫ジュニアグランプリ1着→全日本2歳優駿2着と近年、活躍馬多数。出世枠を圧勝した同馬も重賞の上位をにぎわせる存在になるかもしれない。