【佐賀・脊振山賞】27日発走 ブルーアロー快走に期待! 予想印を公開

2024年7月26日 12:00

前走は佐賀重賞初挑戦で2着とアピールしたブルーアロー

 佐賀競馬7月27日メインカードは準重賞の「脊振山賞」(距離1750メートル・8R・19時5分発走)。佐賀中長距離路線で鍛えられた面々が火花を散らす。

 ◎③ブルーアロー 22年2月JRAでデビューし北海道と兵庫を行き来して8勝をマーク。今年3月に高知へ身を移すと1勝を挙げて6月に佐賀へ。転厩初戦のA2クラスの1300メートル戦を制すと前走「佐賀王冠賞」で重賞初挑戦。中盤過ぎまで勝ったアエノブライアンの前で競馬を進めたが向こう正面でかわされた。それでも最後まで食い下がって2馬身差の2着に入った。佐賀ではまだ全貌を明かしていないのも魅力で快走に期待が高まる。

 ◯⑥グローリー 21年暮れ中央でデビューし1勝を挙げ22年夏、佐賀に転入。佐賀では前走まで1300~1860メートル戦で9勝をマークしている。重賞経験はまだ3回でVはないが、昨年12月「中島記念」は勝ったヒストリーメイカーにはおよばなかったものの、しまい力強く追い込んで2着と猛アピールに成功。今年は1400~1860メートルの準重賞とA1・A2特別を8戦して2月1800メートル「九重連山特別」の1勝のみだが、前2走は2着に食い込んでおり状態は悪くなさそうだ。

 ▲④シューラヴァラ 20年6月JRAでデビューして1400、1800メートル戦で1勝ずつをマーク。その後、主戦場を芝に変えた時期もあったが昨年9月に高知へ移籍。6戦したが振るわず12月に佐賀へ身を移してきた。佐賀でも前走まで勝ち星はないが、1400~2000メートルを13戦して2着が5回、3着が3回と随所でしぶとさを発揮しており一発を秘めている。

 ☆①サトノスライヴ 20年1月JRAでデビューし1700メートル戦1勝、1800メートル戦2勝の実績がある。今年5月に佐賀に身を移してきて2戦目の「佐賀スプリングカップ」で初めて重賞に挑戦。9番人気ながら中団後ろから運んで道中押し上げ、直線は中を突く形から3着に食い込んだ。前々走6月1800メートルのA1・A2特別「阿蘇山特別」でもグローリーからハナ差の3着。距離適正は十分にあり軽視はできない。

 △⑦ラヴィータエベラ 20年10月北海道でデビューし2戦すると翌月には佐賀へ。佐賀では転厩初戦から1400メートル戦を3連勝。翌年4月にはJRAの舞台へ。中央時代は1700メートル戦で3勝をマークし昨年11月に佐賀に再転入してきた。その後は重賞3戦を含めて1300~2000メートル戦を10走したが、馬券絡みはなし。それでも今回は比較的に組みしやすい相手関係。スムーズに前々で運べれば好勝負を演じる可能性はある。

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