【新潟新馬戦】サリーチェ 偉大なきょうだいに続く!1週前追い後に動き一変
2024年7月30日 05:26 8月4日の新潟日曜2R(芝1600メートル、牝馬限定)では期待の良血サリーチェ(池添、父ドゥラメンテ)が鞍上ルメールでデビュー予定だ。母が12年独オークス馬サロミナで、きょうだいに19年朝日杯FSを制したサリオスなど活躍馬がズラリ。池添厩舎でも20年府中牝馬勝ちに有馬記念2着サラキアや、昨年のアルテミスS2着サフィラなど先輩牝馬が大舞台で好走してきた。父ドゥラメンテのラストクロップ、血統面では話題に事欠かない。
24日の1週前追いはCWコースで6F84秒1~1F11秒6。モモンウールー(3歳1勝クラス)、ヴィータレヴィス(2歳新馬)と3頭併せで最後方からスタート、それぞれ約半馬身遅れた。担当の平野助手が「終わった後の息づかいがやや荒かったです」と仕上がり途上だったが、このひと追いでガラリと変わった。
28日は同コースでしまいを伸ばす形で3F38秒0~1F11秒1をマーク。「鞍上が仕掛けたら抜群の手応えでしっかり伸びていました」と目を細めた。動きもシャキッとしてきた。「体重は今で488キロ。馬格もどっしりしていてバランスがいいですね。追い切った後でもしっかりカイバを食べてくれます」と順調をアピール。初戦から素質の片りんを示し、好発進を決める。