【レパードS】サトノフェニックス G3なら地位上位!和田竜との再コンビで初タイトルへ
2024年7月30日 05:14 今週は新潟の3歳ダート重賞「第16回レパードS」を取り上げる。今年から当レースの優勝馬にはダート3冠の最終戦「ジャパンダートクラシック」(10月2日、大井)への優先出走権が与えられる重要な一戦だ。過去10年の傾向を分析しつつ、勝ち馬を導き出す。
【人気】1番人気は【3・3・1・3】(連対率60%)と信頼度は高い。しかし、2番人気【1・1・1・7】(同20%)、3番人気【0・2・0・8】(同20%)、4番人気【0・0・0・10】(同0%)と上位人気勢で安泰というわけではない。7~9番人気【2・1・3・24】(同10%)、10番人気以下も【2・3・2・51】(同8%)と伏兵が激走するケースもある。
【前走】G3組は【4・0・0・17】(連対率19%)と全てユニコーンS組が勝利。ただ、同レースは今年から東京ダービートライアルとして、東京ダート1600メートルから京都ダート1900メートルに変更された。従来の形とは異なる。過去に重賞に出走している馬を積極的に狙いたい。オープン組(リステッド競走も含む)は【1・1・0・8】(同20%)と頭では買いづらい。
【馬体重】ダート馬は大型馬が定番だが、520~539キロ【1・1・1・8】(連対率18%)、500~519キロ【1・3・1・29】(同11%)と芳しくない。その一方、460~479キロが【5・0・2・26】(同15%)の好成績。500キロ以下の馬が活躍する傾向がある。
【結論】サトノフェニックスの逆襲に期待する。昨年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)は勝ち馬からタイム差なしの2着に惜敗。その後は全日本2歳優駿(Jpn1)→サウジダービー(G3)と国内外問わず大舞台に出走。一線級相手に戦ってきた経験が生きてくる。G3なら地力は上位だ。馬体重もデビューからずっと500キロ以下。和田竜との再コンビで初のタイトル獲得を狙う。 (データ班)