新潟競馬場で初の試み“長い昼休み” 3時間半は思ったよりあっという間だった
2024年8月2日 22:50 競馬班・ルーキーの面来陽介(33)が開幕週の新潟へ初出張。先週から始まった3時間半の昼休み(2週目まで)をファン目線で体験してみた。参考になれば!
新潟には金曜の夜に到着。東京よりも涼しい。前職の消防士時代に鍛えられ、体力はあり余っているので、いきなり自転車をレンタル。市内を爆走した。へぎそば、タレかつがおいしい。新潟って素晴らしい。
さて、暑熱対策として設けられた約3時間半の昼休み。もちろん初めての体験だ。競馬場内ではイベントが盛りだくさん。楽しまない手はない。
5Rが終わった。さあ、ロングの昼休みだ。最初のお目当ては目玉イベントの「パドックウォーク」。早めに行ったつもりだったが、すでに長蛇の列。それでも10分ほどの待ち時間で初のパドックイン!
思っていた以上に広く感じる。外周から出走馬の体を冷やすミストを浴びてみたが、なかなか涼しい。大好きな馬である21年新潟記念勝ち馬・マイネルファンロンもここを周回したのか、馬券が的中したなあ、などと思い返していたら、30分も歩いていた。
汗をかいた後は新潟県民の知名度100パーセントという触れ込みの「もも太郎アイス」。配布場所はパドック横のポケット広場だ。パドックウォーク後に楽しむという流れがベストだろう。さっぱりとした味で何個でも食べられそう。しかし、勤務中であることを考え、1個でストップ。ちなみにパドック内にアイスは持ち込めないので注意。
他にも「JRA競馬場イベントアプリ」から申し込むことで参加できる縁日イベント、カラーうちわ作りなど、家族連れでも楽しめるイベントがある。子供たちだけの参加なので自分は眺めることしかできなかったが、笑顔に癒やされた。
午後1時半スタートの関田将人さん、いっすねー!山脇さんのお笑いライブも鑑賞。気付いたら午後2時を過ぎていた。慌てて昼食を取ったら、もう午後3時。準メインの6Rが目前と迫っていた。
参考になったか分からないが、時間は思ったより、あっという間に過ぎていく。今週、新潟競馬場を訪れる皆さんは、行き当たりばったりでなく、きちんと計画して“長い昼休み”を迎えることを勧めたい。(面来 陽介)