1、2着馬に10月のジャパンダートクラシック優先出走権が与えられる一戦。6戦無敗ダテノショウグンが断然の主役だ。2歳時、無傷の5連勝でS1ハイセイコー記念を制覇。その後はケガで戦線離脱を余儀なくされたが、8カ月ぶりの実戦だった前走を5馬身差快勝。脚力健在をアピールした。叩いた今回は前走以上のパフォーマンスが期待できるはず。力の違いを見せつけて秋の大一番へ弾みをつける。

　シシュフォスはクラウンC→東京湾Cと立て続けに好走し、東京ダービーは南関勢最先着の6着。春の3歳重賞戦線をリードした存在だけに、ここも軽く扱えない。マコトロクサノホコの浮上を警戒。

　▼マコトロクサノホコ（川島一師）暑さが増してきたがカイバもしっかり食べて状態はいい。手が合う乗り役だし、距離短縮も好材料。楽しみにしている。

　▼シシュフォス（佐藤太師）前走後はこのレースを目標に厩舎で調整してきた。乗り込みも順調でいい仕上がりだと思う。距離もこのくらいがベストだし南関東同士の一戦なら好レースを期待している。

　▼オーウェル（小久保師）牧場から早めに戻して厩舎で調整したが、追い切りの動きもよく調子はいい。普通にレースができればチャンスある。

　▼イモノソーダワリデ（須田師）中間はリフレッシュ放牧に出していい雰囲気が戻って来た。状態はいいが気性が難しいので集中して走れれば。

　▼ケンタッキースカイ（藤原師）追い切りも動いているしいい仕上がりだと思う。今回はハナにこだわらず自分のペースで競馬をさせたい。これでどんな結果が出るか楽しみ。

　▼ミライヘノシンゲキ（朝倉師）暑さに強いし状態に関しては絶好調といえる。ただ今回は相手が強い。うまく流れに乗って1頭でも多く負かしたい。

　▼ダテノショウグン（森下師）今のところ爪の状態は問題ない。前走を使っての上積みはあるし、いい追い切りもできた。後は自分の競馬をすれば結果はついてくると思う。

　▼クリコマ（高月師）状態は前走と同じくらい。右回りの方が合っているし、末脚を生かして頑張ってほしい。

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