ヴァーミリアン死す…22歳疝痛のため 07年JCDなどダートG1とJpn1合計9勝
2024年9月15日 05:20 07年ジャパンCダート、08年フェブラリーSなどダートG1とJpn1を合わせて9勝したヴァーミリアン(牡、父エルコンドルパサー)が12日に疝(せん)痛のため、息を引き取った。14日、けい養先のノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)が発表。22歳だった。
04年秋に栗東・石坂正厩舎所属でデビュー。同年ラジオたんぱ杯2歳Sから10年川崎記念まで7年連続で重賞制覇を飾った。通算34戦15勝、うち重賞13勝。10年ジャパンCダート14着がラストランとなり、獲得賞金は11億6860万7500円だった。
引退後は社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入り。産駒はノットフォーマル(15年フェアリーS)やラインシュナイダー(17年サマーチャンピオン)、ノブワイルド(18&19年オーバルスプリント)、リュウノユキナ(21&23年東京スプリント、21年クラスターC)などが重賞ウイナーの仲間入り。17年の種牡馬引退後はノーザンホースパークで余生を送っていた。