【佐賀・第3回鳥栖大賞】16日発走 グリードパルフェ重賞4Vへ! 予想印を公開

2024年9月15日 12:00

佐賀2000メートルの走りっぷりがいいグリードパルフェ Photo by 提供写真

 地方全国交流重賞「第3回鳥栖大賞」(距離2000メートル・1着賞金800万円)が16日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。きたる11月4日佐賀で開催される地方競馬最大の祭典である指定交流の「JBCクラシックJpnⅠ」出場へ成績が重要視される〝JBCクラシック指定競走〟にあたり激戦は必至とみる。第1回大会は愛知のウインユニファイド、第2回大会は兵庫のアラジンバローズがV。今年も実力確かな遠征陣がそろい地元勢に高い壁として立ちはだかる。

 ◎⑧グリードパルフェ 18年8月北海道でデビューし船橋、川崎を経て21年2月に現在の高知へ転籍。5歳大ラス戦、21年年末の高知「高知県知事賞」で重賞初制覇を果たした。昨年3月佐賀「はがくれ大賞典」は中団で脚を溜め最終コーナーに差しかかると一気に加速。直線は外から力強く前を交わして重賞2度目のVをゲットした。その後は昨年6月園田重賞「六甲盃」もアタマ差で制し重賞3V。今年も前走3月佐賀「はがくれ大賞典」に出走。好スタートから2番手で進め2周目3コーナーで先頭に立つが、直線で大井のセイカメテオポリスにかわされ2着。連覇は逃したが佐賀2000メートルの走りっぷりは良く半年ぶりでも期待は高まる。

 ◯⑦エアアルマス 17年11月京都芝でデビュー。芝で3勝を挙げたが、19年6月から主戦場をダートへ変更。すると視界が一気に広がり同年9月阪神リステッド競走「エニフS」を制すると翌年1月には京都「東海SGⅡ」で重賞初制覇を成し遂げた。同年12月には中京「チャンピオンズCGⅠ」にも出走。10着に終わったが、翌年初戦21年2月東京「フェブラリーSGⅠ」は5着と掲示板に載った。その後は22年11月阪神オープン「室町S」で1勝をマークし昨年4月に川崎へ転籍。そこからは前走今年8月金沢重賞「イヌワシ賞」4着まで地方重賞を8戦、準重賞を1戦。最高位は昨年11月笠松重賞「笠松グランプリ」2着で勝利はないが、大舞台での経験値や実績は申し分ない。

 ▲⑥トランセンデンス 20年6月に北海道でデビュー。翌年、浦和へ転籍すると初戦の1月浦和3歳重賞「ニューイヤーカップ」で重賞初Vに成功。同年4月には南関東3歳3冠レースの一つ「羽田盃」も制覇。その後は快音が聞かれず昨年11月に高知へ。移籍6戦目の今年2月姫路重賞「白鷺賞」でグリードパルフェに先着し2着と好走している。続く3月佐賀「はがくれ大賞典」から前走6月大井「帝王賞JpnⅠ」まで地方重賞4戦は振るわず。それでも底力は十分にあり、ペース次第で差し一閃があっても不思議ではない。

 ☆②サンライズホープ 19年11月京都でデビュー。今年3月兵庫に移籍するまで中央ダートで7勝を挙げた。その中には21年10月中京「シリウスSGⅢ」、22年11月阪神「みやこSGⅢ」重賞2Vが含まれる。GⅠ戦も3回出走しており22年12月中京「チャンピオンズC」では6着と奮闘した。兵庫に身を移してからは5戦。勝ち星はないが、6月園田重賞「六甲盃」は4着と粘りの走りを披露。まだまだ展開が向けば怖い。

 △①コスモポポラリタ 21年6月北海道でデビュー。同年9月「フローラルカップ」、続く10月「ブロッサムカップ」と2歳牝馬重賞を連続V。翌年すぐ大井へ移籍。今夏、佐賀に転入してくるまで大井時代は勝ち切れない日が続いたが、地方重賞は12戦して2、3着が2回ずつと随所で見せ場を作っていた。佐賀転籍初戦の前走8月「九州チャンピオンシップ」は中団から2周目向こう正面で徐々にポジションを上げる形に。直線に入ると1番人気アエノブライアンとの追い比べを制して約2年10カ月ぶり、重賞3度目のV。前走のようにスムーズに運べれば侮れない。

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